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『夢になるといけねぇ』 橘 蓮二  【書評】

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『夢になるといけねぇ』 橘 蓮二




新宿に行くと、必ず寄る場所があります。
それは、新宿末廣亭

年中無休の寄席です。
毎日、お昼から夜まで、落語や講談、漫才や紙切りなど、様々なプロの技でスペシャルに楽しませてくれます。


初めて勇気を出して寄席に行った日のこと。
人生に絶望するくらいに落ち込んで、その落ち込みにどっぷりはまっていたある日。
そんな気分からどうしても抜け出せないのが苦しくて、笑いの力に賭けようと思いました。

とても笑う気になれない。
でも、笑わせてもらわないと、なんだかもう生きていける気がしない。
もし、今日ここで笑えたなら、もうちょっと前を向いて頑張れる気がする。
そんな大層な思いを抱えて、寄席へ入りました。


初めての寄席。しかも、一人。
システムもよく分からず、とりあえず席へ座る。

高座が明るい。
みんな、笑っている。
緊張していて、私は笑えない。


でも、滑らかなプロの語り口を聴いていると、どんどん噺の中に引き込まれます。
与太郎、熊さん、八っつあん、などなど。落語の登場人物がいきいきと頭の中で活躍します。

気が付いたら、私の口角がにっこり上がっていました。
アハハと笑うほどの元気はなかったけど、ちゃんとにっこり。
数時間前は絶望的な気分だったのに、帰るときにはにこにこしながら明るい気持ちで歩いていました。


笑いってすごい。
寄席のパワーはすご過ぎる。


あれから、10年近く経ちます。
今ではすっかり元気になり、寄席のとりこになってアハハ!と誰よりも大きな声で笑うようになりました。
本当に笑いの力は偉大です。


先週、久しぶりに末廣亭に行きました。
桂米丸師匠(91歳)が本当に素敵でした。にっこりしたあの笑顔と絶妙な間。一瞬でファンになりました。
また、会いに行きたい!


さて、『夢になるといけねぇ』という、この本。
落語好きな方はタイトルを見ただけで、おおっ!と手に取ると思います。

橘さんという、落語や演芸を専門にした写真家さんの本です。
めちゃめちゃかっこいい噺家さんの写真に、橘さん独特の文章がキラリと光ってとても素敵。
文章から、橘さんの演芸への愛が誰よりも大きいということが伝わってきます。愛が溢れています。

その人それぞれの素敵さがよくわかる本で、読んだらすぐ寄席に行きたくなっちゃいます。
あぁ、また行きたいなぁ!


末廣亭は都会のど真ん中にあるのに、中はいつも明るくてクリーンな空気でいっぱいです。
私の予想では、笑いの力で常に浄化されているからなのでは!?と本気で思っています。

もしよろしければ、ぜひ体験しに行ってみてください!


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